こんにちは、きいろです。
労働組合の青年部で4年間役員、そのうち1年間は委員長をしていました。
この経験が唯一、人とちょっと違った経験をしているところではないかと思っています。笑
労働組合役員って実際どうなのか?得られるものがあるのか?
役員に勧誘されている方や組合という組織が気になっている方は不安に感じるのではないかと思います。
結論として、僕は組合役員を始める前にぼんやりと頭に描いていたことは実現できました!
今回は僕が労働組合の役員を始めたきっかけや、どのような事が実現できたのかをお伝えきていきます。
組合役員を始めたきっかけ
理由は3つあります。
- 会社で埋もれてしまう!!と感じていたから
- 当時の青年部委員長の勢いに惹かれた
- 労働組合について学べると思ったから
会社で埋もれてしまう!!と感じていたから
入社3年目、特に目立つような存在ではなかった僕は、会社内で完全に埋もれてしまうのではないか…と思っていました。
何かを変えなければ…と思っていたところに偶然役員の誘いがきました。
特に職場で目立っていない僕に声がかかったのはよく分かりませんが…
会社内で存在感を示すきっかけになるかもしれない!と思い、やってみることにしました。
当時の青年部委員長の勢いに惹かれた
役員になる前に青年部委員長とお話しする機会がありました。
この青年部の委員長ですが、
めちゃくちゃ勢いが凄かった!!
組織を変える!!という前向きな思いが強い方で、この人について行ってみたら自分も変われるのかもしれない!と思いました。
労働組合について学べると思ったから
入社して3年間は労働組合について、ほとんど何も知りませんでした。
会社の敵なんかな?と思っていたほどです。
労働組合というよく分からない組織に入ることで理解できるのではないかと思いました。
今考えると「よくわからんから、入ってみる」ってなかなかリスキーですよね。笑
当初の思いは実現できたのか
冒頭でお伝えしたとおり、組合役員として活動し始める前に思い描いていたことは実現できました。
会社での存在感に変化が起きた!
会社で埋もれてしまうのではないか…そう思っていた感情は組合活動により徐々に薄れていきました。
大きな要因は、様々な人との出会いがあったからです。
あくまで僕の組合役員をしている方のイメージですが、仕事に対してのモチベーションも高いと思います。
仕事はテキトーで組合は全力だと本末転倒ですけどね。
労働組合の青年部のメンバーは仕事においても、好成績を出しているメンバーが多く、僕自身もかなり刺激を受けました。
好成績を収めるメンバーには、できるかどうかわからなくても積極的にチャレンジする、貪欲に手を挙げていく姿勢がありました。
僕自身もそれを実践したのがきっかけで、職場内のグループでリーダーを任されるようにもなりました。
リーダーになると、どう役割分担するかなど、マネジメントについても勉強することができます。
好循環をもたらしたきっかけは、労働組合でモチベーションの高い仲間に出会えたことだと今でも思っています。
勢いのある委員長に1年間ついていった結果
役員に誘っていただいた委員長の勢いに魅了され1年間行動を共にしましたが、組織を変えるにはこれぐらいの勢いが必要なのか!と考えさせられました。
委員長は青年部の役員を総入れ替えするなど、組織に明るい雰囲気をもたらすという自身の目標に向かって奔走していましたね。
「自分は委員長として、こういうことをしたい!」ということを具体的に役員に伝えられていたからこそ、ついて行けたのではないかと思います。
僕も含めて役員は新人ばかりだったので、ついて行くのが精一杯という感じでしたが…
目標をチームにはっきりと浸透させる大切さを学びました。
会社と労働組合の関係性について理解できた
加入する際も加入後も、組合の活動には年に数回行く程度で存在意義などもよく分かりませんでした。
敵なのか、味方なのか、必要あるのか、ないのか、本当によく分かっていませんでした。
入ってみたことで、会社と組合との関係性や労働組合の必要性について理解することができました。
我が社の組合は会社に対して比較的協力している方ではないかと感じました。
そして、何より労働者一人ひとりは立場としては弱く、個人で会社に要求してもなかなか通らない。
これは決してお金や雇用の面だけでありません。
労働者個人の経営に対する意見や改善案でも聞いてもらえないこともあります。
そういった時に労働者が団体として要望するには、労働組合が必要なのだと身をもって感じることができました。
まとめ
ぼんやりとしたきっかけで労働組合の役員になりましたが、この決断によって多くのことを理解し、前向きに仕事に取り組むきっかけにもなりました。
今のところ転職するつもりはない!という方であれば、やってみる価値はあると思います。
経営層と話す機会や、別の角度から会社を見ることもできると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!