- 労働組合の若手役員の方でレクを企画する方
- 若手組合員を対象としたレクを企画する方
こんにちは!
労働組合青年部で委員長経験のある、きいろです!
4年間、労働組合の役員として活動してきました。
自分が役員として入った年の組織の役員数は11人でしたが、
退任する際には16人のメンバーを残しました。
4年間で役員数を約1.5倍にすることができたのです。
達成できた要因の一つは、
レクや勉強会を通じての組合員に
「労働組合の行事って楽しいやん!」と
感じてもらえたことだと思っています。
![きいろ](https://kiirosan-to-midorisan.com/wp-content/uploads/2020/12/e021996cf2d09104792f5eda2943c7d0-1.png)
自分たちが主催する行事は
絶対に楽しかったと思ってもらう!
と強い決意で挑んでいました。
今回は私、きいろが組合役員として
一大行事であるレクの開催にあたって、
当日に大切にしてきたことをご紹介します。
意識していたことは、こちらの3点です。
- 「全員に楽しんでもらう」こと念頭に置く
- 参加の組合員全員とコミュニケーションを取るよう心がける
- 参加者が一人ぼっちの時はチャンスと捉える
レクを成功させるために、
必須の条件だと思うものばかりなので
参考にして頂けると幸いです。
「全員に楽しんでもらう」ことを念頭に置く
![](https://kiirosan-to-midorisan.com/wp-content/uploads/2021/01/photo-1499186024912-c374ac2e9cb2.jpeg)
労働組合に関わらず、
自分たちが何かのイベントを主催する時には、
やっぱり楽しんでもらいたいですよね!
でも、ココで注意したいのが1点。
特定の人だけが楽しいような
雰囲気にはならないようにしましょう。
労働組合の行事では度々このようなことが起こってしまいます。
- 参加する人がいつも同じになってしまう
- 主催者側も知っている人ばかりと会話したりしがちになる
それを初めて行事に参加した方が見ていると、
どうでしょう?
「楽しくないなー、さっさと終わんないかな…」と
思ってしまうのではないでしょうか?
このように感じさせてしまうのは、
主催者としても辛いことだと思います。
楽しい!と思ってもらわないと
次のステップである、
- 組合行事のリピーターになってもらう
- 役員に勧誘する
という段階に進むことができません。
特定の人だけが楽しいような
雰囲気にはならないようにする
というマインドはしっかり持っておきましょう。
自分たちが主催のレクでは、
この考え方をもとに変えたことが1点あります。
それは、
豪華景品があたるゲームはやめる、ということです。
労働組合の行事に限らず、
豪華景品で釣る、というのは
ありがちな盛り上げ方ではないでしょうか?
でもよくよく考えてみると気づいたんです。
豪華景品ってお金がかかっている割に
特定の人たちだけが得をするようになっているんじゃないか…
どうせなら、参加者全員に還元して
みんなが楽しめるようにするべきだと。
もちろん、豪華賞品が当たるというのは
レクに参加したいと思ってもらう
きっかけには良いと思います。
しかし、豪華賞品に充てていた予算で
会場をインスタ映えするような
ロケーションの良いお店に変えたり、
レクで出す料理のクオリティを上げたところ、
感想も上々でした。
![きいろ](https://kiirosan-to-midorisan.com/wp-content/uploads/2020/12/e021996cf2d09104792f5eda2943c7d0-1.png)
「前よりよかった、料理おいしかった」と
言って頂いたのはいい思い出です。
豪華景品を使ってレクリエーションを
されている方は
一度検討する余地があるのではないかと
思います。
参加の組合員全員とコミュニケーションを取るよう心がける
![](https://kiirosan-to-midorisan.com/wp-content/uploads/2021/01/photo-1560873199-2769fae341b9.jpeg)
これは、自分の仕事での
横の繋がりを増やすためだけでなく、
将来的に役員に勧誘する人材探しのためです。
![きいろ](https://kiirosan-to-midorisan.com/wp-content/uploads/2020/12/e021996cf2d09104792f5eda2943c7d0-1.png)
委員長をしていた時には、
レク当日の運営は他の役員に任せ、
参加者とコミュニケーションを
取ることばかり考えていました。笑
初対面で役員の勧誘をするのは難しいので
まずは雑談で「話せる関係をつくる」のが
レクの段階では大切です。
僕の場合、レクでは
- 組合の勧誘は一切しない
- 組合の話題もこちらから出さない
ということに気をつけて
コミュニケーションを取るようにしていました。
![きいろ](https://kiirosan-to-midorisan.com/wp-content/uploads/2020/12/e021996cf2d09104792f5eda2943c7d0-1.png)
どこの職場の誰であるか、だけ
覚えてもらえれば十分です。
後日会った際に「この間はありがとう!」と、
こちらから伝えることで
相手にも覚えてもらえますし、
今後にも繋がります。
![きいろ](https://kiirosan-to-midorisan.com/wp-content/uploads/2020/12/e021996cf2d09104792f5eda2943c7d0-1.png)
先に相手にも顔と名前を
覚えてもらうことで、
仕事にも良い影響が
出るのはもちろん、
勧誘もしやすくなりました。
時間の関係もあるので、
全員とコミュニケーションを取るのは
難しい場合がほとんどです。
かといって、「今日はありがとうございます。」などと
一言挨拶するだけでは今後には繋がりません。
役員全員で目標達成を目指すのも、もちろんアリです。
「全員と話す」という努力目標は
頭に入れておきつつも、一人ひとり丁寧に
対応していきましょう。
参加者が一人ぼっちの時はチャンスと捉える
大勢が参加する飲み会でも起こり得ますが、
その時のタイミングで一人ぼっちに
なっている人を見かけたことはありませんか?
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このような状態は、
「楽しくないなー」と思われるピンチでもあり、
「雑談できる」チャンスでもあります。
勇気を出して、こちらから声をかけて
コミュニケーションを取りましょう。
労働組合のイベントの参加者であれば
仕事という共通の話題もあります。
また、全員と話すという
目標達成においても近づくことができます。
繋がることで自分自身の仕事にも
プラスに働くことはあるので、
積極的にコミュニケーションを取りましょう。
まとめ
僕自身も様々な組合行事に参加してきましたが、
主催者側の役員だけで固まっているところを
見る機会は多かったです。
レクは、労働組合特有の
「横の繋がりができるという楽しさ」を
伝える場であり、
自分たちと共に行動してくれる
仲間を探す場でもあります。
レク当日に意識することはこの3点です。
- 「全員に楽しんでもらう」こと念頭に置く
- 参加の組合員全員とコミュニケーションを取るよう心がける
- 参加者が一人ぼっちの時はチャンスと捉える
まずはマインドとして
「全員に楽しんでもらうこと」が
レクの目的だと
役員全員に共有しておきましょう。
そして当日の行動として
全員とコミュニケーションを取る。
難しい場合は、一人でも多くの参加者に
声をかけるようにしていきましょう。
多くの参加者に声をかけるポイントとして
一人ぼっちになっている参加者がいないように
周りに目を配りましょう。
一人でも多くの参加者に楽しい!と
思ってもらえれば、
次の組合行事にも参加してもらえたり、
ともに役員として、
一緒に仕事をすることにも繋がります。
このチャンスはしっかりモノにしましょう!
レク開催にあたり、事前準備で注意していた点はこちら。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!