私は第1子を自然分娩で出産しました。
かかった時間は約11時間。
当時書いていたマタニティ日記を元に出産レポを‥。
出産前日
下腹部の胎動がいつもに増して強い。
ぐいぐい下に下に押されている感じ。
肩?手?頭?一体どの部分を動かしているの?!
横になると足のつけ根に動いている赤ちゃんが当たって痛い。
胎動が激しい間はあぐらかいて座るのが楽な体勢なのであぐらかいて座る。
出産当日
陣痛の始まり
夜中の3時30分ごろ生理痛のような腹痛で目覚める。
定期的に痛いような気がして間隔を測ると、8分→6分→4分とあれよあれよと間隔が短くなる。
慌てて病院へ連絡。
病院へ到着
5時前に到着。まだ歩ける。
子宮口が3センチ開いており、陣痛の間隔が4分だったので入院となる。
病院到着から3時間
8時ごろ朝食が出る。陣痛の合間に食べる。
陣痛が来ている間は痛くて食事ができないほどになってきた。
楽な体勢を探さないと痛さをやり過ごせない。ベッドの上に正座したり四つん這いになってみたりする。
息を吐けばいきみ逃しはできる程度。
LDR室へ移動
子宮口が5センチに。順調らしく、お昼過ぎには産まれるかもと助産師さんから言われる。
そこから子宮口はどんどん開いていき、LDR室へ移動。
移動は陣痛と陣痛の間に急いで移動するが、移動途中で陣痛が来てしまい途中で立ち止まりながら移動。
もう声を出さないと痛みを我慢できない。
陣痛が来ている間、頭の中で「いち、に。さん…」と数えながら息を吐いていたが、10数えるうちの4,5,6,7の時が一番辛い。
腰をハンマーで殴られているかのようで、腰がくだけそう。
付き添いの実母に手を握っていてもらっていたが、力を入れすぎると申し訳ないのでベッド横のバーを掴む。
バーにしがみついて、バーをガタガタゆらして痛みを我慢。もちろん人生で一番痛い。
昼食は出たがもちろん食べられるわけないので付き添いの母に代わりに食べてもらう。
陣痛の間隔が空いてしまう
まもなく破水か?という頃に陣痛の間隔が空き始めてしまう。
「あれ?なんで?進まなくなった?!?!」と焦る。
実は夫は立ち会い希望だったのですが、仕事中でお昼過ぎにしか来られなかったのです。
助産師さんはそれを知っていたので「お父さんが来るの待っているのかもね~」と。
私を立ち会いはして欲しかったのですが、あまりに痛いのでとにかく早く終わって欲しくて
「間に合わなくてもいいから、早く出てきて!!!!!」と思っていました。
破水する
子宮口8、9センチでついに破水。
破水しているので気持ち悪いが、そんなこと気にならないぐらいとにかく痛い。
破水して余計に痛くなった気がした。
痛すぎて、「助産師さん来て~助産師さん来て~!!!!」ってずっと言ってました。(他の業務も掛け持ちしながらだったと思うので本当に申し訳無かった、でも不安だった)
いよいよいきむ…が?!
そうこうしていると子宮口がやっと10センチに。
いきみ始めるとタイミング良く夫も到着。
さぁもういきめる!!と思っていたのですが…
いきみ逃しばかりずっとしていたので、いきみ逃しがうまくなってしまっており全然いきめない。
どこに力を入れていいのかさっぱり分からない。笑
陣痛の疲れで体力を消耗していたので全然力を入れられず。あぁもう少し体力と筋力をつけておくんだった…と反省。
助産師さんがいきみやすい体勢をいろいろ試行錯誤してくれたり、夫が頭を後ろから押してくれていきみやすい体勢を作ってくれたりする。
10回ぐらい?たぶんそれ以上いきんで、ようやく頭が出てきてくれる。
いよいよ我が子と対面
頭が出てきたのはいいものの、頭が挟まっている時が本当に痛い。
その次は肩がはさまっている時も痛い。
産まれる寸前まで痛いのかと思いながら、言われるがままにいきんできると、
すぽ~~んと産まれてきてくれました。
「おめでとうございます、男の子です~」と言ってくれる。
出てきた直後に見た赤ちゃんは顔が青くて、心配だったけど元気に泣いてくれているのを聞いて安心。
感動して泣くかなぁなんて思っていたけど、出てきた瞬間の感想は「うわ!!!出てきた!!!!!」です。
私も赤ちゃんを産めた…と放心状態でした。
終わりに
以上が簡単ではありましたが、私の出産レポでした。
会陰切開しましたし、めっちゃ裂けてしまったので出産後にかなり長い時間先生が縫ってくれてました…。
今回この記事を書くために久しぶりに出産日の日記を読み返したのですが、痛さがフラッシュバックして、二人目欲しいなと思っているところですがもう一度これを経験すると思うと…。
出産を終えて思ったのは、世の中のお母さんは本当に凄いし、自分のこともこうして産んでもらって幸せだなぁと。
そして助産師さんのプロフェッショナルぶりに感動して、私の中で尊敬する職業第一位に助産師さんが躍り出ました。
これから出産を控えている方、怖がらせてしまったら申し訳ないですが、何か参考になれば嬉しいです。