わたしは2歳の男の子を育てる主婦ですが、キスマイファンでもあり、時々キスマイの記事を書かせてもらっています。
前回の記事ではキスマイファンの私がプレバト!!を面白いと思った理由、夏井先生の本「世界一わかりやすい俳句の授業」を読むに至ったかについて書きました。
前回本を読み始めての感想を書いたところで終わっていたので、その続きです。
購入した本の紹介
購入したのはこちらの「夏井いつきの世界一分かりやすい俳句の授業」です。
本を読み終わっての感想
対談形式で読みやすい
夏井先生と俳句初心者の編集者Kさんの対談形式で書かれているのでとても読みやすいです。
また、1ページに文字がびっしりでは読むのも疲れますが、ほどよい文字量なので読んでいて疲れにくいです。
私は夏井先生のビシッという感じや愛ある毒舌が好きなのですが、それがそのまま本にも表われていて夏井先生の声が頭の中で再生されます。
クスッと笑えるところもあり読んでいて楽しいです。
私は子どもの寝かしつけで疲れ果てた後に読んでますがサクサク読める。
ありがたいです。
徐々にステップアップしていけるから挫折しない
私のように
俳句?学校の授業で習ったぐらい。五・七・五で季語のあるやつでしょ?
というド素人でもついていけるような構成にしてくださっています。
1時間目、2時間目…というふうに授業のように書かれているのですが、3時間目まで読めば初心者でも1句作れます。
ここが嬉しいポイントで!
1冊読み切らないと俳句を作れないのではなく、少し読み進めると俳句が作れるので、作る楽しさや達成感を味わえます。
後半につれて難易度が上がっていくので、徐々にステップアップしているなというのを実感できます。
難易度はあがりますが、教わったことを元に俳句初心者の編集者Kさんが句を作り、先生が添削し、初心者がやりがちな間違いや失敗を共有しながら進んでいけるので、ついていきやすいです。
編集者のKさんの熱心さに心打たれる
編集者のKさんと書いていますが、本の中ではKさんの俳号で○○○さん(ネタバレしていいのか分からないので伏せます)と呼ばれています。
このKさんもいいキャラで!ちょこちょこ本音が漏れていたりしておもしろい方です。
特に7時間目の夏井先生とKさんのやり取りが面白くで好きでした。
この7時間、二人のやり取りが面白いだけではなくて、編集者Kさんが季語の観察のために奮闘する様子が書かれていてその一生懸命さに心打たれます。
季語の観察にそんなことまで!?ということをたくさんしてらっしゃるのでぜひ読んでみてほしいです。
初心者ながら一生懸命俳句と向き合うKさんの姿があるので、同じく初心者の私も励まされながら読み進めることができました。
プレバト!!がより楽しめそう
もともと俳句の知識ほぼゼロでも楽しく見ていたプレバト!!ですが、少し知識がついたのでより楽しめそうです。
他のことでもそうですけど、知ればより楽しい、俳句はまさにそうなんじゃないかなと思います。
俳句の知識が少しついたことで、出演者の方に対するリスペクトも増しました。みなさんお忙しい中時間をつくって勉強されているんだなぁと…。
次のプレバト!!放送を見るのが楽しみです。キスマイからは二階堂くんが出ますね!
最後に
「よし!勉強するぞ!!」というのではなく、「知ってみようかな~」という軽い気持ちで読み始めたので、途中で読むのを辞めてしまうのではと思っていましたが楽しく読み進められたおかげで読み切ることができました。
俳句を実際に作りながら読むと時間がかかりますが、内容だけ読むのであれば比較的すぐ読み切れると思います。
俳句を始めようと思っている方でなくても、プレバト!!の俳句のコーナーが好きだから読んでみようかなと手に取っても良い本なのではないでしょうか。
知った知識を「俳句ってこうなんだって!」と家族に話したくなるそんな本でした。
子育てしていると本当に色んな出来事が起こりますが、きっと今しか感じられないことがたくさんあるので、その体験を少しでも俳句にできたな良いなと思いました。