こんにちは、2歳児の子育て中サラリーマン、きいろです!
子どもはイヤイヤ期真っ最中です。
イヤイヤ期になってからの僕個人の悩みが、「『お母さんじゃないとイヤ!』と子どもに言われることがイヤなこと」です。笑
妻・みどりは専業主婦なので、子どもと接する時間が全く違います。
どんな遊び方をしているかをしているかも、分からない時もあります。
父親が家にいる時は、父親は家事をして、母親は育児に専念したほうが良いのか?
父親はいったい何をすべきなのか?
と思っていた時に手にとった本がこれです。
今回は第3章、「結婚後・出産後にうまくいかなくなる理由」について要約していきます。
タイトルが重い…笑
妻とのコミュニケーションで大切なのは、「共感」。
前回からお伝えしているとおり、「子どもを笑顔にするために、まずは母親・妻を笑顔にするところから始まる。」というのが著者の考えです。
そこで大切になるのが、妻に対する「共感」です。
子どもが産まれた時から母親は「この子を守らなくては…」という気持ちが芽生えます。
この不安・孤独から「子育てのことを一緒に考えて欲しい」「わたしに寄り添ってほしい」と気持ちになります。
この妻の気持ちに「共感」していくというのがポイントですが、男性は「共感」するのが苦手なようです。
僕自身もめっちゃ苦手です…
父親向け、母親向けで別々に講演を行っている著者は、その違いを感じているようです。
男性は、リアクションに乏しい=頭で聞いている
女性は、リアクションが豊か=感情を受け取っている
性別によって話の聞き方にも違いがあるんですね。
妻の話を聞くときにやってはいけないこと
結論から先にいうと、「結論を言ってしまう」ことだそうです。
結論、結論…。
ややこしいな。笑
男性の聞き方と女性は聞き方が違うのです。
妻が「感情を共有したい」と思っているのに、夫が「結局それってこういうっことでしょ?」と解決策を言ってしまう。
この人は「何もわかってくれない」となり、「信頼できない人」になってしまいます。
僕も結論を言ってしまい、妻のみどりに「何もわかっていない!!」と言われたことがありました…
本当に「うんうん、そうだね~」と言っているだけでいいのか?
なんかアドバイスしてあげたほうがいいんじゃないのか?
って思ってしまうんですよね。
共感の2ステップ
「共感」が苦手な男性は、僕だけではないはずです。
著者が言う話の聞き方の流れとしては、
- 「うなずく」
- 時折「問いかけ」を挟む
の2ステップです。
「うなずく」
著者の父親向けの講演会では、まず始めに「うなずき」の練習からするそうです。
一度、皆さんもやってみてください。
「うなずく」という動作、あんまり普段やってないような気がしませんか?
僕は、「うなずく」ってあまり普段やっていない動作だなーと思いました。
「黙ってうなずいてたら、妻から『何か言うことはないの?』と言われる」という質問がよくありますが、
その時は、まずは「なるほどね。」で返す。
意見は求められていません。
まずは「なるほどね。」で返すだけでも、その先の会話の流れが変化しそうな気がしますね。
時折「問いかけ」を挟む
「うなずいて黙って聞く」の次は、「問いかけて話を聞き出す」です。
妻の話を聞きながら、時折「問いかけ」を挟みます。
妻の言葉の合間を縫って発言するには高度な技が必要。
話の進行を促すような問いかけが大切です。
具体的に挙げられているフレーズが3つ挙げられています。
- それの何がイヤだったの?
- それってどういうこと?
- それで何て言ったの?
話を終わらせようとするのではなく、「もっと知りたい」という気持ちが伝わることが大切です。
ここでも結論、「結局、こういうことでしょ。」は禁句。
「聞いてるよ」は「聞いてるの?」と言われたときの答えです。
3つのフレーズは話す前に頭の中で振り返っておくことが大切だと思いました。
話のテクニックの一つですが、いつも妻がこのブログの最終確認を行うので我が家はバレバレです。笑
話し合うなら車の中で
真剣な話をする時に、真正面で対話するのが苦手な方もいるのではないでしょうか?
そういう方に著者がオススメするのは、ドライブコミュニケーションです。
横並びで座ることができますし、景色を見ることで気持ちをリラックスさせることもできます。
我が家も車で出かけている時に、話が弾むような気がします。
真剣な話・ネガティブな内容の話のときは、ドライブしながら話すのもいいのではないか、と思いました。
共通の話題がなくて、会話が弾まない方へ。
著者は『そもそも「共通の話題なんてない」と思うことからスタート』だと仰っています。
子どもの行事があったら、できるだけ夫婦で参加がオススメです。
例外なく夫婦がそろって燃えるのは、子どもの運動会など。
子どもが頑張っているのを応援するときは、間違いなく盛り上がります。
妻とは野球観戦という共通の趣味がありましたが、子どもが産まれてからは観戦に行かなくなってしまいました。
一時期は共通の話題がなくなっていましたが、今は映画やテレビなど「何かを一緒に見る」というが共通の話題になっています。
最近はテレビでやっていた「名探偵コナン」の映画の再放送で盛り上がりました。笑
子どもの行事は盛り上がること間違いナシですね!
僕も積極的に参加できればいいなと思っています。
家では妻とタッグを組む
色々述べてきましたが、究極的にはわかり合えないのが夫婦です。
だからこそ、お互い話し合って努力し合って、子どもの幸せと家族の幸せのために協力するのです。
「夫婦」というから相手に過度な期待をしてしまうのであれば、「妻とタッグを組む」と考えると良いです。
物理的な時間の長さよりも、限られた時間の中で、どれだけ強固なタッグが組めるかが大事なのです。
実は、前々から僕自身も「タッグを組む」というのを意識していたので、とても共感できました。
何かに協力して取り組むというのは、話題の一つにもなります。
あまり詳しくはないですが、最近のスマホゲームは協力して敵に立ち向かうというのものが多いのではないでしょうか?
考え方ひとつで、日々の夫婦生活も楽しめるのではないのかと思います。
このブログだってそうです。
牛歩の進み具合ですが(笑)、二人で協力しているから続けられるのだと思います。
まとめ
今回は、妻との会話のテクニックが中心の章でした。
この本を取ったきっかけは、父親としての子どもとの接し方を学ぶためでしたが、夫婦関係についても考えさせられます。
正直、妻の思いに共感することが、あまりできていなかったので、改めて共感することの大切さを知りました。
共感が苦手な男性は、僕だけではないはずです。
是非一度、この本を読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
続編はこちら。