『健康になりたければ家の掃除を変えなさい』から学ぶハウスダストアレルギー対策【読書要約】

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この記事をオススメしたい方
  • 自分自身や子どもがハウスダストのアレルギーをお持ちの方
  • なるべく効率良く掃除をしたいと考えている方
  • 自分の普段の掃除が正しいのか確認したい方

こんにちは!

2歳児を子育て中のサラリーマン、

きいろです。

 

突然ですが、

家の掃除は、どのようにしていますか?

  • 親に教えられたとおり
  • ロボット掃除機に任せっきり

といった感じで、色々な方がおられると思います。

 

ちなみに我が家も、親に教えられた通りに、

なんとなく掃除をしてきました。

 

ところが、日々生活をしていると

子どもが朝方にだけ鼻水が出る

というケースが頻発しました。

 

もしかして、寝室のホコリをきっちり

取り除けていないのでは?

というふうに感じ、

こちらの本を手に取りました。

本書を読んだ感想を一言で言うと、

きいろ
きいろ

日頃やってる家事なのに、知らんことがいっぱい!笑

ホコリなどのハウスダストを溜めすぎると、

大量の菌やダニの温床となり、

感染症やアレルギー疾患の原因にもなる。

 

なんとなくは分かっていながらも、

家の中のカビやハウスダストを

きちんと掃除していなかったために、

気管支喘息の発作を起こしてしまう…

そういったケースも少なくないそうです。

 

著者の松本忠男さんは

  • 細菌やウイルスをゼロにすることが目的ではない
  • 病気予防を目的とした掃除は、続けやすいことが大切
  • 掃除は、適当に、できるところ、決意しないでやる

と、考えておられます。

本書で紹介されているものは一般家庭でも

実践しやすい内容ばかりですが、

この記事ではダニやホコリなどの

ハウスダストの掃除方法に絞ってご紹介します。

僕が特に大切だと思った点は4点

  • ダニ・ホコリの清掃方法はいたってシンプル
  • ダニの死骸は秋に増える・ホコリは隅に溜まる
  • ロボット掃除機+フローリングワイパー
  • 掃除継続のコツはミニマリズムとホコリの量

  • 僕はハウスダストのアレルギー
  • 息子はダニのアレルギー

といったアレルギー体質家庭には

きっと役立つ本だと思いましたので、

ここからしっかりご紹介していきます。

ダニ・ホコリの清掃方法はいたってシンプル

本書で紹介されている、

ダニやホコリに対する掃除の基本は至ってシンプルです。

  • 床:ドライのフローリングワイパーで静かに拭き取る
  • 布団:天日干し
  • 掃除後に窓を開けて換気

ドライのフローリングワイパー??

と、なるかもしれませんが、

詳しくは後ほどお伝えします。

 

しかし、どの掃除方法も親世代に教えて

もらったことのあるものだと思います。

注意しないといけないのは、布団叩きの使い方。

布団をパンパン叩くと、布団の中から

ダニが飛び出て拡散リスクが高まります。

 

きいろ
きいろ

手で優しくなでるように

表面のホコリを払うだけでも

良いとのことです。

 

また、家にある敷物についても対策が挙げられています。

  • カーペットはできる限り撤去する
  • 畳に布団を敷く就寝スタイルは避ける

 

カーペットはダニやホコリ、

カビの温床になりやすく

畳はダニが繁殖しやすいのが特徴です。

 

既に喘息を発症している方は、

特に注意が必要です。

ダニの死骸は秋に増える・ホコリは隅に溜まる

清掃方法に加えて、ダニやホコリの発生しやすい

特徴についても押さえておきましょう。

ダニの死骸は秋に増える

ダニの死骸が増えるのも時期があります。

それが

理由は気温と湿度です。

ダニは他の虫たちと同じで繁殖します。

 

しかし、気温15℃、湿度50%以下になると

急激に死滅します。

 

死滅したダニは細かい粉となり、

ホコリとともに空気中に舞い上がります。

それを吸い込むことで喘息の発作が増えるのです。

 

喘息が悪化しやすいのは、

秋ということも頭に入れておきましょう。

ホコリは部屋の隅に寄る

ホコリには集まる場所に特徴があります。

 

特にホコリが集まりやすい傾向が

あるのはこちらの2箇所です。

  • 部屋の隅
  • 物の周り

これは、人や物の動きによる気流の影響です。

 

きいろ
きいろ

人が歩く廊下の真ん中や

風の通る場所には

ホコリは溜まりにくいのです。

 

部屋の端っこにホコリが溜まっているのを

思い出していただくと分かりやすいかと思います。

 

隅にホコリが寄るという特徴以外に

注意したいのはエアコンの下です。

 

冷房の場合

下降気流に乗って細かいホコリが移動します。

 

エアコンの反対側の壁に跳ね返って、

エアコンの真下に返ってきます。

 

きいろ
きいろ

ひらがなの「く」の字を

イメージしていただくと

分かりやすいかと思います。

徐々にホコリが下に降りていきながら

ブーメランのように戻ってきます。

暖房の場合

温かい空気は軽いため、細かいホコリは

天井付近で舞い、落ちてきません。

しかし、大きなホコリは重力に逆らえず

エアコンの真下に落ちます。

 

冷房・暖房いずれにしてもエアコンの

真下にはホコリは溜まりやすい

という事を覚えておきましょう。

 

人の動きやエアコンが発生させる

気流の特性を理解すると、

部屋は平等に汚れる訳ではない。

ということがお分かり頂けるかと思います。

 

きいろ
きいろ

汚れているところだけを

重点的に掃除すれば

効率良く清潔な部屋が

保てるのです。

ロボット掃除機+フローリングワイパー

たしかにそうだ!

汚れてる場所だけを掃除すれば部屋を清潔に保てる!

と感じて頂けたかと思います。

 

ホコリやダニが溜まりやすいところを

知ったところで次は

「どの掃除道具を使うか」です。

 

本書では色々な掃除道具が紹介されています。

その中で床にあるハウスダストを

効率的掃除できそうなのが

ロボット掃除機+フローリングワイパー

ダブル使いです。

 

ロボット掃除機が便利なのは間違いありません。

しかし、ロボット掃除機にも

「排気」という欠点があります。

 

 ロボット掃除機は、強力な排気を

床面に近い場所から

上に向けて吐き出しているため、

周囲の気流が盛大に乱れ、

ホコリを舞い上げてしまいます。

 

舞い上げたホコリを取り除くために

使うのがフローリングワイパー。

 

使うタイミングは、一晩たった翌朝です。

 

夕方から夜にかけて、家の中で人が動くたびに、

床のホコリは小さな舞い上がりを

繰り返しながら部屋の隅に移動していきます。

 

そして、ホコリが完全に床に落ちきって、

部屋の隅に集まった翌朝に、

フローリングワイパーでそっと取り去るのです。

隅だけを掃除すればいいので、非常に効率的です。  

ちなみにフローリングワイパーに使うシートは本書ではドライシートが薦められています。

えっ!?ウェットシートじゃないの??

と思われる方は僕だけじゃないはず。笑

 

床の水拭きは、汚れや雑菌を

塗り広げてしまうため、

ドライシートのほうが良いそうです。

 

お掃除ロボットとフローリングワイパーの

ダブル使いで、効率よくホコリの量を

減らす掃除を目指しましょう。

掃除継続のコツはミニマリズムとホコリの量

なんとなく、ホコリ・ダニを取り除く

コツはお分かり頂けたかと思います。

 

次なる問題は「この掃除法を継続できるか」です。

本書では、掃除の継続法についても述べられています。

さすが、掃除は、

「適当に」

「できるところまで」

「決意しないでやる」

がモットーの松本さん。

抜かりがありません。笑

 

本書に紹介されている継続法のうち、

これは継続しやすい!と思った2点をお伝えします。

  • ミニマリズムで掃除をしやすくする
  • ホコリの量をモチベーションに変える

ミニマリズムで掃除をしやすくする

物がいっぱいあると必然的に

掃除がやりにくくなりますよね。

 

掃除中に物を移動させる作業があると、

さらに掃除に時間がかかります。

 

先ほどもお伝えしたように、ホコリは気流に

よって隅に集まるという性質があります。

 

物の置き方次第で隅が多くできてしまい、

ホコリが集まりやすくなってしまいます。

 

不要な物を排除して、ホコリの集まる原因を取り除きましょう。

ホコリの量をモチベーションに変える

毎日継続するためのもう一つの方法は

「ホコリの量をモチベーションに変える」ことです。

この気持ちの持ち方で、

必然的にホコリが溜まりやすい場所を

掃除するよう心がけるようになります。

 

きいろ
きいろ

なるべく時短で成果を上げようと

するのが人間の性。

ホコリが溜っている場所を

掃除しようとします。笑

 

特にクリーニングワイパーは

取れたホコリの量が見やすく、

成果がとても実感しやすいです。

モチベーションにも確実に繋がると

感じました。

 

ちなみに著者の松本さんが言う、

きれいな部屋を保つ基本は、

「毎日少しでもいいから、汚れが溜った場所から掃除する」です。

 

ホコリの量を掃除のモチベーションにすると

  • 汚れが溜っているところをピンポイントに掃除できる
  • 時短家事に繋がる

という、いいことづくめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

自分達がなんとなく当たり前だと思っていた

掃除法が実は間違っていた、

という部分もあったかと思います。

 

本書で紹介されているホコリ・ダニ対策で

大切だと思った点は次の4点。

  • ダニ・ホコリの清掃方法はいたってシンプル
  • ダニの死骸は秋に増える・ホコリは隅に溜まる
  • ロボット掃除機+フローリングワイパー
  • 掃除継続のコツはミニマリズムとホコリの量

 

ダニやホコリを除去する方法は

  • 床はドライのフローリングワイパーで静かに拭き取る。
  • 布団は天日干しにする。
  • 掃除後に窓を開けて換気する。

という、至ってシンプルな方法が効果的です。

 

またホコリは気流の影響で

部屋の隅に寄っていきます。

部屋はまんべんなく汚れるのではないので、

汚れているところから優先的に掃除するのが効率的です。

 

さらに効率を上げるのホコリの掃除方法は、

ロボット掃除機+フローリングワイパー。

 

ロボット掃除機に大方の掃除は任せるものの、

排気の影響で取り除けないホコリもあります。

 

取り除けなかったホコリたちは

気流の影響で端に寄るので、

それをフローリングワイパーで取る!

というもの。

 

きいろ
きいろ

自分たちでやるのは

フローリングワイパーだけ。

めちゃ効率的です。

 

効率的な掃除でも継続できなければ、

すぐにホコリは溜まってしまいます。

継続するための方法として、

  • ミニマリズムで掃除をしやすくする
  • ホコリの量をモチベーションに変える

という2点を意識しましょう。

 

この本を読んで、掃除嫌いだった僕も

真面目に掃除をすることや

「モノを捨てる」ということへの意識が変わりました。

 

みどり
みどり

物を溜め込む性格だったので、

急激な夫の変化に驚いています。笑

 

本書にはハウスダストやダニに対する

掃除の方法だけでなく、

  • 部屋によっての掃除のポイント
  • 病気を未然に防ぐ掃除術
  • 汚れの落とし方
  • 感染症対策

など、状況に応じた掃除法が

多数掲載されています。

 

今まで自分が当たり前だと思っていた

掃除法が、実は間違っていた。

 

そういう発見もあると思います。

一度読んでみる価値ありです。

効率良く、健康的に綺麗な家を保っていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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