第1子を出産するまで知らなかったことがたくさんありました。
陣痛や出産時は相当痛いんだろうな…大丈夫かな…
ということにばかり意識が向いていて、産んでからどうなるのかということはほぼ知らなかったです。(知ってたのは赤ちゃんは夜泣きするんだよね~、母乳はすぐにはたくさん出ないんだよね~ぐらい)
「こんなこと知らなかった…知っておきたかった…誰か教えておいてよ!!」と特に思ったことをいくつかまとめたのでどうぞご覧ください。
後陣痛があること
陣痛、出産時の痛みは相当だということはみなさんよくご存じだと思います。
出産が終わってやれやれと思うまもなく「後陣痛」という子宮の収縮によっておきる痛みがやってきます。
これが結構痛くて、私は陣痛が少し強くなってきたかな?ぐらいの痛みでした。
出産が終わった日の夜は赤ちゃんを預かってもらえたので唯一ゆっくり眠れる夜のはずでしたが、後陣痛が痛くてあまり眠れず…。
さらに尿意が無くてもトイレに3時間おきに行くように言われていたので、アラームセットしてトイレに行き…
つまり産んだその日からあまり眠れないということです。
どうやら第二子以降のほうが後陣痛が重いそうで、同室の経産婦さんがすごく辛そうにしていました…
胸が岩のように固くなりすごく痛いこと
「出産すると母乳がでるようになる」これは知っていました。
でも胸が痛くなるなんて知らなかった、そしてとんでもなく痛いことも…。
出産直後の胸の痛さ
第一関門?は出産後数日間、胸がツーンと痛い、熱い、張ってるというのが続きます。
入院中で赤ちゃんの夜中の授乳もありますが、授乳が終わっても胸が張って痛くて寝られない時も。
なんだかんだ本当に寝られません。
授乳がうまくいかずに痛くなる
授乳にお母さんも赤ちゃんも慣れるまで時間がかかります。
母乳が出る量と赤ちゃんが吸ってくれる量のバランスがうまくいかず母乳が溜まってくると胸がとんでもなく痛くなります。(乳腺炎になることもありますね…)
私は母乳の量はそれほど多くなく、産まれた直後からミルクと混合でした。
しかし赤ちゃんが吸うことに慣れていないため、だんだんと胸が張って痛くなり…。
岩のように固くなる胸。腕を上げるのも痛い。
産後のメンタルガタガタな時期です。追い打ちをかけるように痛いのは本当に辛いです。
こんなに胸が痛くなるなんてなんで誰も教えてくれなかったの!?と訳の分からない怒りが出てきたり。
痛いし、情けないし、うまく母乳あげたいのにできない。しんどくて里帰り中に大泣き。
夕食食べながら突然泣き出した私をみて実弟がめっちゃドン引きしてました。(笑)
そりゃ戸惑うよね~ごめんよ…。
「そ…そ、そんなに痛いの??」とびっくりしながらも気遣ってくれました。優しい。
翌日助産師さんに相談し、マッサージしてもらったり話を聞いてもらったりして徐々に回復していきました。
「辛かったら迷わず助産師さんに相談!」とても大切です。
3時間おきに授乳が必要なこと
授乳が必要なことは分かっていましたが、夜中も3時間おきだということに気がついていませんでした…。
ここで重要なのが「3時間おきなので3時間眠れる」というわけではないということ。
- 5分起こしてオムツ替え、ケトルでお湯わかす
- 3分ミルクを作る
- 20分ミルクを冷ましながら授乳
- 10分ミルクをあげる
- 10分ゲップをさせる
- 5分うんちをした場合は再度オムツ替え
- 寝るまで寝かしつけ
自分で書きながら「よくやってたな!!」と思いました。
これを3時間おきにするので、実際眠れるのはよくて1時間半ぐらいだったでしょうか。
睡眠不足で死ぬんじゃないか、毎日よく生きてるわぁ…と思いました。
夜中の授乳、どこか1回でもミルクにして他の家族の方に変わってもらうだけでだいぶ違うと思いますので、相談しておいてもいいでしょう。
(私は一人で全部やってましたが…旦那に1回でも変わってもらえばヨカッタ…)
つまり出産直後~寝られない日々が続く
まとめると「痛いことが多い」「眠れない」です。
私の情報収集不足がありましたが、こんなことになるなら前もって知って心構えしておきたかったなという気持ちでした。
母親学級でも産後の話をここまではしてくれなかったのですが、ただでさえ出産は不安なのにさらに不安にさせたくないという意図もあったのかもしれませんね。
本当にしんどかったので、マタニティーブルーや産後うつはなって当たり前じゃないかと思ったほど。
我が子がかわいいという愛情、守って育てなきゃという責任と使命感、実家での実母のサポートでなんとか成り立っていたようなものです。
頼れる人の確保、ストレス発散方法をいくつか持っておく、地域のサービスに頼れるよう調べておくなどしておくと備えになってよいのではと思いました。
赤ちゃん優先になってしまいますが、自分を大事に!です…。